海水の浸水被害を受けた水田土壌の塩類滞留実態と水洗浄による除塩対策のモデル的解析

海水の浸水被害を受けた水田土壌の塩類滞留実態と水洗浄による除塩対策のモデル的解析

レコードナンバー812140論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20036528NACSIS書誌IDAA12399117
著者名中田 均
書誌名富山県農林水産総合技術センター農業研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Agricultural Research Institute, Toyama Prefectural Agricultural, Forestry and Fisheries Research Center
発行元富山県農林水産総合技術センター農業研究所
巻号,ページ2号, p.27-37(2011-03)ISSN18838227
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抄録富山県東部の沿岸部で平成20年2月に高波による海水の浸水被害を受けた地区について、水田土壌の塩類の滞留実態を調査し、代かきによる除塩作業を想定した被害土壌の洗浄モデル試験を実験した。1)海水の浸水した圃場表面水のECは6460~16330μS/cmで、浸水の無かった対照圃場の59~148倍に相当した。また、浸水圃場の土壌ECは502~2530μS/cm の範囲を示し、その平均は1283μS/cmで対照圃場の平均99μS/cmの13倍程度に相当した。2)水稲乳苗により被害土壌の塩害評価を行った結果、水稲葉身の生育阻害程度より、土壌ECの対策目標として500μS/cm以下に低減することが適当と考えられた。3)被害土壌を用いた水洗浄モデル試験の結果から、土壌の初期ECと洗浄時の排水効率を求めることにより、洗浄後の土壌EC、さらには土壌ECが目標値に達するまでの洗浄回数(安全を見込んだ理論的な目安)を推定することができた。
索引語土壌EC;相当;被害土壌;浸水;海水;対照圃場;結果;圃場表面水;EC;16330μS/cm
引用文献数11
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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