採取の時期と方法がヤマブドウ花粉の収量に及ぼす影響

採取の時期と方法がヤマブドウ花粉の収量に及ぼす影響

レコードナンバー812166論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015413NACSIS書誌IDAN00243054
著者名本間 英治
阿部 宗矩
小岩井 優
江頭 宏昌
平 智
書誌名山形大學紀要. 農學
別誌名山形大学紀要. 農学
Bulletin of the Yamagata University. Agricultural science
発行元山形大学
巻号,ページ16巻・ 2号, p.63-67(2011-02)ISSN05134676
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抄録ヤマブドウの雄株の花穂の採取時期および調整方法の違いが人工受粉のための花粉の収量に及ぼす影響について調査した。花穂内の小花の開花率が約10%あるいは約50%の時期にそれぞれ花穂から小花を分離し,小花をあらかじめ押しつぶした後に乾燥させて開葯する方法(方法A)と,小花を押しつぶさずに乾燥させて開葯する方法(方法B)を比較した。すなわち,花穂の採取時期と調整方法を組み合わせて,全部で4つの処理区について花粉の収量と発芽率を調査した。調査の結果,粗花粉の収量は約50%開花期の花穂から小花を採取する方が有意に多く,また,方法Aで採取した方が方法Bで採取するよりも有意に多かった。花粉の発芽率は方法Bで採取した方が有意に高かった。約50%開花期の花穂から小花を採取したとき,発芽能力を有する花粉の収量は方法Aと方法Bの間に有意な差は認められなかったが,方法Aは方法Bに比べて得られた花粉に夾雑物の混入が多い傾向が認められた。これらのことから,ヤマブドウの人工受粉のために高い発芽能力を有する花粉を効率的に採取するには,約50%開花の花穂から小花を採取し,あらかじめ押しつぶさずに乾燥させ開葯する方法で採取することが望ましいと判断された。
索引語採取;小花;花穂;花粉;方法;方法B;収量;開花期;方法A;調査
引用文献数6
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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