受口切りの不一致やツル幅の不均一が伐倒方向と作業の安全性に及ぼす影響

受口切りの不一致やツル幅の不均一が伐倒方向と作業の安全性に及ぼす影響

レコードナンバー812217論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00019557NACSIS書誌IDAN10531146
著者名上村 巧
岡安 崇史
井上 英二
加利屋 義広
岡 勝
鹿島 潤
書誌名森林利用学会誌
別誌名Journal of the Japan Forest Engineering Society
発行元森林利用学会
巻号,ページ25巻・ 4号, p.207-214(2010-10)ISSN13423134
全文表示PDFファイル (1019KB) 
抄録受口切りの不一致やツル幅の不均一が,伐倒方向と作業の安全性に与える影響を,VTRによる観察と有限要素法を用いた解析によって調べた。受口切りの不一致の生じた伐倒木については,VTRの観察から傾きが少ない段階でツルが急に破断し,伐倒方向が制御できなくなることが確認された。また,有限要素法による解析では,追口高さが低い場合に裂け上がりが起こりやすくなり,危険であることが明らかとなった。ツルの保全目的で低い追口を切る場合には受口切りの不一致は決して起こしてはならない。ツル幅の不均一な伐倒木について,VTRによる観察から必ずしもツル幅の厚い方へ引かれて倒れるとは言えないことを確認した。有限要素法による解析では,不均一な幅のツルが曲がることで伐倒方向と直角方向のわずかな変位が生じることが明らかとなった。しかし,その変位が最終的な伐倒方向に及ぼす影響は不明であり,ツル幅を不均一に変えて伐倒方向を制御することは,不確実であり作業の安全上適切ではないといえる。
索引語伐倒方向;ツル幅;不均一;ツル;一致;観察;解析;有限要素法;受口切り;影響
引用文献数28
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat