ショウガ紅色根茎腐敗病の発生生態と防除法

ショウガ紅色根茎腐敗病の発生生態と防除法

レコードナンバー812304論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011918NACSIS書誌IDAN10406825
著者名山崎 睦子
矢野 和孝
竹内 繁治
書誌名高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center
別誌名Bull. Kochi Agric. Res. Cent.
高知農技セ研報
発行元高知県農業技術センター
巻号,ページ20号, p.9-17(2011-03)ISSN09177701
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抄録ショウガ紅色根茎腐敗病の発生生態の解明と有効な防除法の検討を行った。その結果、本病害は土壌伝染ならびに種根茎伝染することが明らかとなった。また、6種類の植物に対して接種試験を行ったところ、ショウガから分離した供試菌株がメロン、トマト、ニラ、ネギおよびグロリオサに感染し、リンドウには感染しなかった。汚染土壌で露地栽培した場合の本病害の発生時期は、植付け後約2~3ヵ月後に根の一部に赤変を生じ、根茎には内部の水浸状を伴う表面が赤変となる病徴を生じた。収穫時に汚染土壌が付着したショウガ根茎は、15℃で約7ヵ月間貯蔵しても発病しなかったが、25℃以上に遭遇すると約1ヵ月で発病した。また、貯蔵前に病徴のある根茎を15℃貯蔵したところ発病程度は進展し、同じ株を分割して得た外観無病徴の根茎も1ヵ月後にはわずかに病徴を呈した。本病原菌の菌糸の温湯処理による死滅温度については、45℃240分間以上、50℃10分間以上、55℃3分間以上であった。本病の防除法を検討したところ、ショウガ植付け前の土壌還元消毒、湛水処理、およびクロルピクリン(4ml/穴)による土壌消毒ならびに生育中のトリフルミゾール水和剤1,000倍希釈液の土壌灌注が有効であった。
索引語ショウガ紅色根茎腐敗病;発生生態;防除法
引用文献数14
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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