長野県における大気中揮発性有機化合物の挙動
長野県における大気中揮発性有機化合物の挙動
レコードナンバー | 812516 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20019898 | NACSIS書誌ID | AA12038083 |
著者名 | 村上 隆一 佐々木 一敏 土屋 としみ 原田 勉 横内 陽子 | ||
書誌名 | 長野県環境保全研究所研究報告 | ||
別誌名 | Bulletin of Nagano Environmental Conservation Research Institute 長野県環境保全研究所研究報告書 | ||
発行元 | 長野県環境保全研究所 | ||
巻号,ページ | 7号, p.7-12(2011-03) | ISSN | 1880179X |
全文表示 | PDFファイル (457KB) | ||
抄録 | 長野県では1997年以降県内各地点で揮発性有機化合物の調査を継続している。ベンゼン,トリクロロエチレン,テトラクロロエチレン,ジクロロメタン,クロロホルム,アクリロニトリル,1,3-ブタジエン及び1,2-ジクロロエタンの挙動について解析を行ったところ,ベンゼン,トリクロロエチレン,テトラクロロエチレン及び1,3-ブタジエンに減少傾向がみられた。全国の大気中濃度との比較では,松本渚交差点のベンゼン,岡谷市のトリクロロエチレン及びジクロロメタンが高い傾向にあった。また,北アルプスの八方尾根における調査では,ベンゼン及びジクロロメタンで,時折突発的に高い濃度が観測された。近傍の発生源がほとんど皆無なことから,他地域からの影響が考えられた。HFC134aやHCFC142bついては,環境省の調査(北海道)で増加していることが知られているが,八方尾根においても増加傾向がみられた。 | ||
索引語 | 長野県;大気中揮発性有機化合物;挙動 | ||
引用文献数 | 5 | 登録日 | 2012年12月06日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |