夏季の小型底びき網漁業における海水簡易冷却装置の開発による漁獲物の生残率向上効果

夏季の小型底びき網漁業における海水簡易冷却装置の開発による漁獲物の生残率向上効果

レコードナンバー812572論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012384NACSIS書誌IDAN10425987
著者名尾田 成幸
石谷 誠
江藤 拓也
書誌名福岡県水産海洋技術センター研究報告
別誌名Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
発行元福岡県水産海洋技術センター
巻号,ページ21号, p.35-39(2011-03)ISSN09192468
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抄録夏季の高水温により斃死する漁獲物の生残率を向上させる目的で、経営規模の小さい豊前海の小型底びき網漁業の操業実態にあった海水簡易冷却装置(以下「装置」)の開発を行った。装置はすべて市販の部品を用いて総額4~5万円で製作できた。実際に開発した装置を小型底びき網漁船に乗せ操業試験を実施した結果、装置は故障せずに稼働し、このときに漁獲されたクルマエビPenaeus japonicus、スズキLateolabrax japonicus等の計6魚種で、装置導入による漁獲物の生残率向上効果が認められた。また、漁獲物が最も多かった2008年8月7日の操業試験時には装置魚槽内海水のpHの低下、COD、アンモニア態窒素の上昇が認められたが、装置を導入した方が漁獲物の生残率は高かった。今後は、当海区の漁業の操業実態に合った出荷方法の検討や販売戦略の工夫を行うことで装置の普及拡大を図り、漁家収入向上の一助とすることが望まれる。
索引語小型底びき網漁業;海水簡易冷却装置;開発;漁獲物;生残率向上効果
引用文献数6
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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