そば切りのつなぎとしてのオヤマボクチ(Synurus pungens (Fr. et Sav.) Kitam.)の葉の繊維収量

そば切りのつなぎとしてのオヤマボクチ(Synurus pungens (Fr. et Sav.) Kitam.)の葉の繊維収量

レコードナンバー812707論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20010647NACSIS書誌IDAA11845727
著者名荒瀬 輝夫
熊谷 真由子
内田 泰三
書誌名信州大学農学部AFC報告
別誌名Bulletin Shinshu University Alpine Field Center
信州大学農学部アルプス圏フィールド科学教育研究センター報告
発行元信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター
巻号,ページ9号, p.33-38(2011-03)ISSN13487892
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抄録オヤマボクチ(Synurus pungens(Fr. et Sav.)Kitam.)の葉の繊維質は,地域独特のそば切りのつなぎとして伝統的に用いられている。本論文では,オヤマボクチの地域産物化のための第一歩として,オヤマボクチの葉から繊維を抽出する工程を試作し,収量を求めることとした。長野県中央アルプス周辺の自生地から2系統を選定し,2010年10月初旬に11枚ずつ生葉を採集した。葉はサイズを計測後,乾燥・秤量・粉砕し,熱湯で6時間茄でて繊維を抽出した。その結果,個葉の葉面積は平均190~340cm2で変異が大きかった。100cm2あたり,葉の乾物重0.242~0.291g,繊維収量0.044~0.052gでともに系統間差が有意であり,葉の乾物重に対する繊維の収率は2系統ともおよそ18%であった。つなぎ用の繊維抽出には大量の葉が必要であることが確かめられたので,地域産物化と自生地保全のためにはオヤマボクチの栽培化が望まれる。
索引語Synurus;そば切り;つなぎ;Kitam;葉;繊維収量
引用文献数24
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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