サクラ201組み合わせ検定試験(1)

サクラ201組み合わせ検定試験(1)

レコードナンバー812984論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024940NACSIS書誌IDAA1217406X
著者名佐々木 浩一
千田 惣浩
嵯峨 久光
書誌名秋田県農林水産技術センター畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Akita Prefectural Livestock Experiment Station
別誌名Bull. Akita Pref. Livest. Exp. Stn.
秋田畜試研報
発行元秋田県農林水産技術センター畜産試験場
巻号,ページ22号, p.41-47(2008-02)ISSN18826466
全文表示PDFファイル (461KB) 
抄録筋肉内脂肪量(以下IMF量)を改良形質としたBLUP法により、平成12年から16年度まで育種選抜したサクラ201を最終止め雄勝とした三元交雑豚について、IMF量のほか、発育、産肉位、枝肉及びその他肉質形質について調査を実施した。第1期では、当場における後継豚として選抜した第4世代種雄豚12頭中、もっともIMF量の育種価が高かった種雄豚A、及びもっとも低かった種雄豚Fの2頭について調査を実施した。調査は、後代検定方法に準じて、種雄豚A及びFをそれぞれ異なる4頭の種雌豚に交配し、生産された同腹生産子豚4頭(雌2頭、去勢2頭)を1組として、それぞれの種雄豚について4組ずつ行い、以下の効果が確認された。1.調査豚のIMF量は、IMF量の育種価が高かった種雄豚Aに比べて、育種価が低かった種雄豚Fの方が多い傾向にあったが、有意な差ではなかった。また、性の違いで比べた場合、雌に比べて去勢の方がIMF量が多い傾向にあったが、有意な差ではなかった。2. 肉質の調査項目中、ドリップロスにおいてのみ、種雄豚の違いにより有意な差が認められた。3. その他の肉質調査項目、pH、肉色(L*、a*、b*)ついについては、種雄豚及び性の違いによる差は認められなかった。4. DG、70kg到達日齢及び、105kg終了日齢は、種雄豚の違いによる差は認められなかった。5. 枝肉形質では、胸腰椎数及び胸椎数について、種雄豚の違いにより有意な差が認められ、種雄豚Aの方が、種雄豚Fに比べて多かった(P<0.05)。6. 枝肉格付等級は、種雄豚Aでは、調査豚13頭中、上が8頭(61.5%)、中が5頭(38.5%)であった。種雄豚Fでは、調査豚16頭中、上が15頭(93.8%)、中が6.3%であり、種雄豚Fの方が、種雄豚Aに比べて、上物率が良い傾向にあった。7. 第4-5胸椎部、及び第11-12胸椎部におけるロース芯断面積は、種雄豚の違いにより有意な差が認められ、種雄豚Aに比べて、種雄豚Fの方が有意にロース芯断面積が大きかった(P<0.05)。8. 枝肉形質のうち、と体長、背腰長I及びII、と体幅、背脂肪厚、ロース長、枝肉重量、肩、ロース・バラ及び腿の部位別重量・割合、並びに枝肉歩留は、いずれも種雄豚及び性の違いによる有意な差は認められなかった。以上、統計的に有意な差ではなかったが、IMF量育種価が高かった種雄豚Aに比べて、育種価が低かった種雄豚Fの方が、調査豚のIMF量は高い値を示すなど、育種価の高低とは逆の結果となった。
引用文献数10
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat