ヒト体外授精用マイクロピペットチップを用いたウシ体細胞クローン胚のガラス化保存におけるガラス化溶液の比較

ヒト体外授精用マイクロピペットチップを用いたウシ体細胞クローン胚のガラス化保存におけるガラス化溶液の比較

レコードナンバー813027論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00017747NACSIS書誌IDAA1140179X
著者名大橋 愛美
田中 孝一
常川 久三
源野 朗
金田 信春
北 満夫
書誌名石川県畜産総合センター研究報告 = Bulletin of the Ishikawa Pref Livestock Research Center
別誌名Bulletin of the Ishikawa Prefectural. Livestock Research Center
Bull. Ishikawa List. Rese. Center
石川畜総セ研報
発行元石川県畜産総合センター
巻号,ページ38号, p.16-19(2006-03)ISSN1347913X
全文表示PDFファイル (357KB) 
抄録ウシ体細胞クローン胚(クローン胚)を耐凍剤濃度の異なる2種類のガラス化溶液(VS30: 15%エチレングリコール(EG)+15%ジメチルスルホキシド(DMSO)+0.6Mシュークロース(Suc)+20%牛胎子血清添加m-PBS(基本液)またはVS40: 20%EG+20%DMSO+0.6MSuc+基本液)を用いて、ヒト体外授精用マイクロピペットチップ(ヒトIVFチップ)を保存容器とした超急速ガラス化保存法(ヒトIVFチップ法)により保存し、保存後の生存性および受胎性について比較検討した。1)保存後の生存率は、培養後48時間および72時間においてVS30区がVS40区に比べ有意に高かった(48時間: 89.3% vs 62.1%、72時間: 89.3% vs 58.6%、P<0.01)。透明帯脱出率は、両区の間に有意な差は認められなかったが、VS30区がVS40区に比べ高い傾向にあった(60.7% vs 51.7%)。2)保存後の受胎率は、両区の間に有意な差は認められなかったが、VS30区がVS40区に比べ高い傾向にあった(26.7% vs 14.3%)。また、流産率はVS30区がVS40区に比べ高い傾向にあった(75.0% vs 0%)。以上より、VS30を用いたヒトIVFチップ法がクローン胚の保存に有効であることが示唆されたが、流産率が高いことから、さらに検討が必要であると考えられた。
索引語ヒト体外授精用マイクロピペットチップ;ウシ体細胞クローン胚;ガラス化保存;ガラス化溶液;比較
引用文献数30
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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