有明海のタイラギ資源に及ぼすナルトビエイの影響

有明海のタイラギ資源に及ぼすナルトビエイの影響

レコードナンバー813207論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012373NACSIS書誌IDAN10412839
著者名川原 逸朗
伊藤 史郎
山口 敦子
書誌名佐賀県有明水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Ariake Fisheries Research and Development Center
別誌名Bull. Saga Prefect. Ariake Fish. Res. Dev. Cent.
佐有水試研報
発行元佐賀県有明水産振興センター
巻号,ページ22号, p.29-33(2004-11)ISSN09191143
全文表示PDFファイル (3049KB) 
抄録タイラギ資源に及ぼすナルトビエイによる食害の影響について、定点観察による生息密度の推移と生息場の観察およびにナルトビエイの食性調査結果をもとに検討した。タイラギの造成漁場および天然漁場のいずれにおいても、4月以降の春季と9月から10月にかけての秋季の2回、急激な生息密度の低下(タイラギの消失)がみられ、その際に砕かれたタイラギの殻やすり鉢状の窪みが観察された。また、ナルトビエイの胃内容物を調査した結果、摂餌しているのは、アサリ、サルボウ等の二枚貝がほとんどで、その中にはタイラギが含まれていた。これらの調査結果と、ナルトビエイの摂餌生態や繁殖生態を総合的に考慮すると本調査でみられた造成漁場や天然漁場におけるタイラギ生息密度の低下は、ナルトビエイによる食害が原因であると考えれる。また、調査地点の生息数の減少状況から、タイラギ資源に及ぼすナルトビエイの食害の影響を試算した結果、食害はタイラギ資源の回復のためには解決すべき重要な問題と思われた。
索引語有明海;タイラギ資源;ナルトビエイ;影響
引用文献数7
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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