受精卵移植技術を用いた種雄牛造成(1)

受精卵移植技術を用いた種雄牛造成(1)

レコードナンバー813216論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20031758NACSIS書誌IDAA12193687
論文副題種雄牛勝安福3の生産と全兄弟検定
著者名山城 存
比嘉 直志
千葉 好夫
書誌名試験研究報告
別誌名Bulletin of the Okinawa Prefectural Livestock and Grassland Reserch Center
Bulletin of the Okinawa Prefectural Livestock and Grassland Research Center
Bulletin of the Okinawa Prefectural Livestock and Grassland Rese[a]rch Center
沖縄県畜産研究センター試験研究報告
発行元沖縄県畜産研究センター
巻号,ページ43号, p.1-5(2006-12)ISSN18836496
全文表示PDFファイル (2298KB) 
抄録県内雌牛の中で脂肪交雑の育種価トップ(2000年3月現在)であるかつこの1と,同じく育種価の高い種雄牛安福165の9を用いて,受精卵移植により種雄牛造成を行なった。受精卵移植により生産した雄牛3頭の内,勝安福3を種雄牛候補として保留し,勝安福および勝安福2の2頭については,勝安福3の産肉能力を調査するため全兄弟検定を実施した。検定肥育終了月齢は勝安福が28カ月齢,勝安福2は30カ月齢とした。結果は以下のとおりであった。1. 供卵牛かつこの1と種雄牛安福165の9を用いて得られた受精卵9個を受卵牛へ移植した結果,3頭の雄および4頭の雌が得られた。2. 全兄弟検定における体高の推移については,勝安福で標準発育値内であったが,勝安福2は肥育前半において下限値以下で推移し,肥育後半は標準発育値内を推移した。勝安福の終了時体高は137cm,勝安福2は135cmであった。体重の推移については,2頭ともほぼ標準発育値内であったが,肥育終了時においては,勝安福が上限値に近い値となった。勝安福の終了時体重は778kg,勝安福2は738kgであった。3. 勝安福の飼料摂取量は,原物で濃厚飼料4604kgおよび粗飼料1414kg,勝安福2は,濃厚飼料4846kgおよび粗飼料1514kg,飼料要求率は勝安福が可消化養分総量(TDN)7.43,可消化粗タンパク質(DCP)0.99,勝安福2がTDN8.13,DCP1.08であった。4.勝安福の枝肉成績は,枝肉重量510.2kg,胸最長筋面積64cm2,ばらの厚さ9.6cm,皮下脂肪の厚さ2.0cm,歩留基準値76.0%および牛脂肪交雑基準ナンバー(BMSNo.)10で格付はA-5であった。勝安福2の枝肉成績は,枝肉重量483.5kg,胸最長筋面積50cm2,ばらの厚さ11.0cm,皮下脂肪の厚さ3.2cm,歩留基準値74.3%およひBMSNo.9で格付はA-5であった。以上の結果より,種雄牛候補勝安福3は,産肉能力に優れ特に肉質の改良に貢献できると期待される。
索引語受精卵移植技術;種雄牛造成;生産;全兄弟検定
引用文献数4
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat