土壌を経由した後作物への農薬残留に関する調査研究(2)

土壌を経由した後作物への農薬残留に関する調査研究(2)

レコードナンバー813288論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038396NACSIS書誌IDAA12477731
著者名元木 裕
岡 美和
平林 太輔
西岡 暢彦
北村 恭朗
書誌名農薬調査研究報告 = Research report of agricultural chemicals
別誌名農林水産消費安全技術センター農薬調査研究報告
Research report of agricultural chemicals
発行元農林水産消費安全技術センター農薬検査部
巻号,ページ2号, p.1-12(2011-03)ISSN21850348
全文表示PDFファイル (762KB) 
抄録4種の育苗箱施用剤について,土壌からカブおよび小麦への吸収移行性をポット試験により調査した結果,水溶解度が高く,水・オクタノール分配係数(log Pow)が低い農薬の吸収移行性は高かった。次に,農薬の水溶解度およびlog Powと吸収移行性の関係についてより詳細に把握するため,4種の育苗箱施用剤の中で最も高い吸収移行性を示した農薬と水溶解度及びlog Powが異なる4種の農薬について,土壌からカブおよびホウレンソウへの吸収移行性をポット試験により調査した。水溶解度が500mg/l以上で,log Powが1以下の農薬で吸収移行性は顕著に高かった。農薬の土壌吸着性(Koc)に着目すると,Kocが低い農薬ほど吸収移行性が高くなる傾向を示したため,水溶解度とlog Powに加え土壌吸着性が農薬の作物への吸収移行性に関与していることが考えられた。ポット試験と同一の農薬を用いて圃場で後作物残留性の検証を行ったところ,ポット試験で土壌から作物への吸収移行性が高かった農薬は,圃場試験での作物中濃度が高かったため,極性が高く,土壌吸着性が低い農薬は後作物へ残留しやすいことが考えられた。
索引語土壌;経由;後作物;農薬残留;調査研究
引用文献数11
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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