遊離脂肪酸による下痢性貝毒マウス試験偽陽性の発生評価

遊離脂肪酸による下痢性貝毒マウス試験偽陽性の発生評価

レコードナンバー813298論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009680NACSIS書誌IDAN00117741
著者名橋本 諭
西村 一彦
高橋 健一
板橋 豊
書誌名食品衛生学雑誌
別誌名Journal of the Food Hygienic Society of Japan
Food hygiene and safety science
J. Food Hyg. Soc. Jpn.
Food Hyg. Saf. Sci.
食衛誌
Shokuhin eiseigaku zasshi
発行元[日本食品衛生学会]
巻号,ページ52巻・ 3号, p.194-198(2011-06)ISSN00156426
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抄録多量の遊離脂肪酸は下痢性貝毒マウス毒性試験において偽陽性を起こす。脂質含量が多い試料として、配偶子形成期にあるホタテガイの肥大中腸腺の脂質加水分解脂肪酸量および遊離脂肪酸量について測定し、偽陽性の発生評価を行った。脂肪酸は9-アンスリルジアゾメタンを用い蛍光ラベル化した後、蛍光検出高速液体クロマトグラフィーで測定した。肥大中腸腺は総脂質脂肪酸の47~49wt%を比毒性の高い20:5が占めており、偽陽性を起こす可能性を有していた。しかし、検出された遊離脂肪酸量は総脂質の3.3~4.2wt%であり、マウス毒性が報告されているものは総脂質の1.3~1.8wt%であった。いずれも致死量相当量を下回ることから、生きた貝を用い、ホモジナイズ後速やかに抽出を行えば、ホタテガイ肥大中腸腺試料であっても、貝毒下痢性検査において偽陽性が発生する可能性は低いと考えられる。
索引語遊離脂肪酸;発生評価
引用文献数12
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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