板挽き大型量産工場の原木集荷モデル
板挽き大型量産工場の原木集荷モデル
レコードナンバー | 813426 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00020532 | NACSIS書誌ID | AN10592752 |
著者名 | 濱野 英太郎 遠藤 日雄 | ||
書誌名 | 鹿児島大学農学部演習林研究報告 = Research bulletin of the Kagoshima University forests | ||
別誌名 | Res. bull. Kagoshima Univ. For. 鹿大演研報 演習林研究報告 | ||
発行元 | 鹿児島大学農学部演習林 | ||
巻号,ページ | 38号, p.27-43(2011-03) | ISSN | 13449362 |
全文表示 | PDFファイル (1520KB) | ||
抄録 | バブル期以降,林野施策等により国産材製材工場が規模を拡大させている。住宅構造部材の多くは外材が利用されている中,国産材製材工場が規模を拡大することにより,外材の市場を取ることができるのか。そこで,本稿では,外材の市場を取るためには,製品価格を最低同値にすることを前提に,その時の採算分岐点となる製材規模を算出し,その規模に必要な原木の集荷方法について考察した。その結果,ラミナ製材工場の場合,製品価格が2,300円/本で,原木価格が10,000円/m3であれば,約30万m3/年の製材規模が必要であることが分かった。この集荷を実現させるためには,(1)協定取引を主にする必要があること(2)出荷量の多い所へ対して価格等のインセンティブを与えること(3)往復荷を利用することによる流通経費削減が必要である。そして,これを実現するためには地域毎にサテライト土場を設置することが必要であると考察した。但し,これは,新たな素材需要が生まれても対応できることを前提とする。 | ||
索引語 | 板挽き大型量産工場;原木集荷モデル | ||
引用文献数 | 31 | 登録日 | 2012年12月06日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |