アゼガヤの生物的防除に有効な九州に土着する糸状菌の探索

アゼガヤの生物的防除に有効な九州に土着する糸状菌の探索

レコードナンバー813436論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20010095NACSIS書誌IDAA11836271
著者名山口 健一
廣瀬 真紀
六信 舞子
書誌名南九州大学研究報告. A, 自然科学編 = Bulletin of Minamikyushu University. A, Natural science
発行元南九州大学
巻号,ページ41号, p.31-35(2011-04)ISSN1348639X
外部リンク
全文表示PDFファイル (3933KB) 
抄録九州における水田雑草として問題となっているアゼガヤ(Leptochloa chinensis)の自然発病個体から病原糸状菌を分離するとともに,分離菌の選択的な除草活性に関する評価を行った。分離された糸状菌の中で,アゼガヤに特異的に病原性を示した糸状菌は,Bipolaris micropus及びExserohilum rostratumであった。二段階培養法により得られた均質な分生子を用いて精密な接種実験を実施した結果,B. micropusがE. rostratumに比べてアゼガヤ葉に対する病原性が有意に高かった。また,この菌は,噴霧接種による検定の結果,イネやトウモロコシ,コムギ,ヒエなど他の植物に全く病原性を示さなかった。以上の結果から,九州地方のアゼガヤから分離したB. micropus,特に宮崎県で分離し病原性の強かったMKY3033菌株は,IWM(Integrated Weed Management,総合的雑草管理)における防除手段の一つとして有用である可能性が示された。
索引語アゼガヤ;生物的防除;九州;土着;糸状菌;探索
引用文献数14
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat