岩手県三陸町夏虫山高原における野生ジカ捕獲施設の施工

岩手県三陸町夏虫山高原における野生ジカ捕獲施設の施工

レコードナンバー813444論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名細川 吉晴
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ57巻・ p.39-48(2011-02)ISSN05446066
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抄録岩手県三陸町の夏虫山高原に生息する野生ジカを捕獲し飼養する養鹿牧場の施設を放牧草地に建設した。牧場の面積は約20haで、捕獲区域が3ha、保護区域が17haであり、これらを囲うシカ柵は約4kmであった。シカ柵には古電柱1,000本とニュージーランドから輪入したネットフェンス1巻100mものを50巻使用したが、フェンスの網目が大きく、捕獲したシカの攻撃を受け易かったので、網目の小さなネットフェンスで補強した。シカ柵の工事単価は2,580円/mであったが、地形・地盤条件が悪く冬期施工のため重機を使用したことと、5基の捕獲ゲートシステムに275万円もかかったことから高額になった。また、捕獲ゲートの配置はシカ道の分布だけから設計したが、近接道路のシカへの影響や積雪のシカ柵への影響などの環境条件を加味すべきであった。捕獲後の野生ジカは、ストレス下にあるので、強力な脱柵行動としてネットフェンスを攻撃することもときどきあった。そこで、群としての脱柵行動が顕著なシカであるから、シカ柵の補修管理では、特にネットフェンスの緩みと隙間に注意して行なう必要がある。
索引語岩手県三陸町夏虫山高原;野生ジカ捕獲施設;施工
引用文献数15
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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