‘晩白柚’と体細胞雑種‘カンキツ中間母本農4号’との交雑から得られた種子の重さと倍数性との関係

‘晩白柚’と体細胞雑種‘カンキツ中間母本農4号’との交雑から得られた種子の重さと倍数性との関係

レコードナンバー813447論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名八幡 昌紀
関本 貴則
安田 喜一
小松 春喜
國武 久登
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ57巻・ p.63-70(2011-02)ISSN05446066
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抄録ユズ(Citrus junos Siebold ex Tanaka)とネーブルオレンジ(C. sinensis(L.)Osbeck var. brasiliensis Tanaka)との体細胞雑種である‘カンキツ中間母本農4号’を三倍体育種に利用するために、‘晩白柚’と交雑を行い、得られた実生の倍数性を調査した。‘カンキツ中間母本農4号’の花粉稔性は、片親のネーブルオレンジに花粉が全くないにも関わらず、染色稔性と発芽稔性がそれぞれ88.2と21.2%であり、高い稔性を示した。そこで、‘カンキツ中間母本農4号’を‘晩白柚’に交雑した結果、完全種子からは三倍体(105個体)、四倍体(20個体)および六倍体(1個体)の実生が得られ、三倍体(83.3%)が多く出現した。種子の重さと倍数性との間に相関は認められなかったが、やや大きい種子(0.4~0.6g)から四倍体が、小さい種子(0.2g)から六倍体が出現していたのに対し、三倍体は種子の重さに関係なくいずれの重さの種子(0.2~0.8g)からも発生していた。なお、不完全種子から得られた実生の倍数性は全て三倍体であった。本研究の結果より、‘カンキツ中間母本農4号’は三倍体育種の親として利用できることが示唆された。
索引語と体細胞雑種;晩白柚;交雑;種子;重さ;倍数性;関係;体細胞雑種
引用文献数35
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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