歩数計測による発情開始から人工授精までの時間と発情同期化が黒毛和種子牛の性比に及ぼす影響

歩数計測による発情開始から人工授精までの時間と発情同期化が黒毛和種子牛の性比に及ぼす影響

レコードナンバー813451論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015280NACSIS書誌IDAN00236503
著者名邉見 広一郎
小林 郁雄
加治佐 誠
北原 豪
福山 喜一
上村 俊一
書誌名宮崎大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Miyazaki University
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, University of Miyazaki
発行元宮崎大学農学部
巻号,ページ57巻・ p.93-99(2011-02)ISSN05446066
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抄録1時間毎の歩数量を受信機に自動送信できる歩数計を黒毛和種牛に装着することにより、発情の開始時刻を特定し、発情開始後人工授精(AI)までの経過時間が子牛の性比に及ぼす影響を検討した。今回、歩数計(牛歩(R)、コムテック、宮崎)に記録された1時間毎の歩数量が、過去15日間の最大歩数の2倍以上に増加した時点を発情開始時刻とし、発情開始後AIまでの経過時間により牛群を0~8時間群(短い群、n=8)、9~16時間群(中間群、n=43)、17~24時間群(長い群、n=29)の3つに分けた。AIの実施では、プロジェステロン徐放剤(PRID(R))による発情同期化後、定時AIを行う群(定時AI群、n=33)と、発情発見の12時間後にAM-PM法でAIを行う群(発情時AI群、n=47)に分けた。その結果、牛が発情を開始する時間は昼間より夜間が多かった(08:00~18:00: 23.7%、18:00~08:00: 76.3%、P<0.01)。発情同期化処置の有無によるAIでは受胎率に差はなく(定時AI群: 45.5%、発情時AI群: 63.8%、P=0.10)、PRID(R)の使用は分娩後早期のAIを可能とし、繁殖管理に有効であった。発情時AI群では、発情開始後AIまでの経過時間が短い群で雄子牛の比率が低く(0~8時間: 0%、9~16時間: 75.0%、17~24時間: 46.7%)、発情開始後AIまでの経過時間と出生子牛の性比との関連が示唆された。一方、発情同期化処置を行った定時AI群では、その傾向はみられなかった。
索引語時間;歩数計測;発情開始;人工授精;発情同期化;黒毛和種子牛;性比;影響
引用文献数20
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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