タラノキに寄生するドウガネツヤハムシ成虫の発生消長と行動

タラノキに寄生するドウガネツヤハムシ成虫の発生消長と行動

レコードナンバー813975論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010758NACSIS書誌IDAN10164318
著者名井上 大成
書誌名森林総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元森林総合研究所
巻号,ページ10巻・ 2号, p.85-92(2011-06)ISSN09164405
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抄録タラノキの新芽は山菜として食用にされ、近年では畑や温室で栽培されている。本研究ではタラノキの葉を加害するドウガネツヤハムシの発生消長と成虫の行動を、高知県のタラノキ自生地で調査した。地表で越冬した成虫は、3月下旬または4月上旬からタラノキ樹上に現れた。交尾・産卵は昼間に行われ、4月から8月までの長期間観察された。成虫は、タラノキの葉、とげ、あるいは他の植物などに産卵した。卵は一つずつ分泌物の糸の先に吊り下げられ、成虫は卵のまわりに糞と思われる分泌物を塗りつけて卵鞘を作った。成虫は新芽と成熟葉の両方を食べ、11月頃まで樹上に見られた。雄は、ときに雌をめぐって激しい闘争行動を行った。幼虫はタラノキの生葉を加害しないと推定されたため、タラノキ栽培においては、特に春に成虫が新芽を加害することに注意を払う必要がある。
索引語タラノキ;寄生;ドウガネツヤハムシ成虫;発生消長;行動
引用文献数14
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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