個別飼育法によるウナギの卵質評価で用いる添加物が形態異常に及ぼす影響

個別飼育法によるウナギの卵質評価で用いる添加物が形態異常に及ぼす影響

レコードナンバー814039論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名鵜沼 辰哉
黒川 忠英
徳田 雅治
野村 和晴
田中 秀樹
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ59巻・ 2号, p.307-313(2011-06)ISSN03714217
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抄録マイクロプレートを用いた個別飼育法はウナギの受精・ふ化・生残率測定に有効だが、ふ化直後の浮上斃死を防止する物質および抗生物質が欠かせないため、形態異常の解析に応用するにはこれらの物質が異常を誘発しないことが条件となる。48穴プレートにポリエチレングリコール6,000(PEG)、ウシ血清アルブミン(BSA)、ペニシリンGカリウム・硫酸ストレプトマイシン混合液(それぞれ200,000 IU/ml、0.2 g/ml)を加えた海水と受精卵を入れ、摂餌開始期まで飼育した。PEGとBSAは1μg/ml以上で浮上斃死を止め、濃度上昇にともなう異常の増加はなかった。抗生物質混合液は0.25μl/ml以上で細菌の増殖を止め、 1 μl/mlまでは異常の増加はなかったが、2.5μl/ml以上では体屈曲増加の傾向があった。以上の結果から、これらの物質を有効濃度内で低濃度で用いれば、本法により形態異常出現状況を評価できると判断された。
索引語個別飼育法;ウナギ;卵質評価;添加物;影響
引用文献数24
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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