コムギ由来プロテインジスルフィドイソメラーゼの発現, 精製と性状

コムギ由来プロテインジスルフィドイソメラーゼの発現, 精製と性状

レコードナンバー814175論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名新井 智美
野口 智弘
内野 昌孝
髙野 克己
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ37巻・ 4号, p.173-183(2011-07)ISSN13441213
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抄録発芽・発根させたコムギ種子(品種ハルユタカ)の根部位よりRNAを抽出し,プロテインジスルフィドイソメラーゼ遺伝子(wPDI1~3)を取得した。wPDI1とwPDI3は1548bp,wPDI2は1539bpであり,アミノ酸レベルでの相同性は,wPDI1とwPDI2間で98.6%,wPDI1とwPDI3は99.2%,wPDI2とwPDI3は99.0%であった。wPDI2を用いて発現用ベクター構築した後,大腸菌を形質転換させリコンビナントPDI(rPDI)を調製した。インスリンを基質としたrPDIの総括性は114U,比活性は336U/mgであった。また,rPDIの酸化活性は,還元変性オボアルブミンのリフォールディングにて測定した。rPDIとコムギ粉中のPDI(native PDI)の性状を比較したところ,両PDIともに温度30℃,pH8.5で最大活性を示したことから,rPDIはwPDIと類似の挙動を示すことを確認した。さらに,rPDIはnative PDIよりも温度,pHともに高い安定性を示した。本研究は,小麦由来のPDIの発現に成功した初めての報告である。
索引語コムギ由来プロテインジスルフィドイソメラーゼ;発現;精製;性状
引用文献数40
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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