規格外農産副産物主体の配合飼料による黒毛和種雌牛肥育において生米ヌカの肥育全期間給与が産肉性と肉質に及ぼす影響

規格外農産副産物主体の配合飼料による黒毛和種雌牛肥育において生米ヌカの肥育全期間給与が産肉性と肉質に及ぼす影響

レコードナンバー814277論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014792NACSIS書誌IDAN0007465X
著者名青木 義和
山口,静子
岩本 英治
山下 健吾
谷 浩
清水 信美
藤田 雅彦
書誌名肉用牛研究会報
別誌名肉用牛研究会報
発行元肉用牛研究会
巻号,ページ91号, p.8-16(2011-06)ISSN03868419
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抄録滋賀県における規格外農産副産物主体の配合飼料(生米ヌカ、大麦ヌカ、挽砕大麦、砕米、一般フスマおよび大豆粕を配合)による黒毛和種雌牛肥育において、肥育全期間を通じた生米ヌカ給与が生産性と肉質・食味性に及ぼす影響について検討した。黒毛和種で種雄牛が同一の娘牛8頭を供試し、生米ヌカを肥育前期16週間および中期44週間まで配合給与する対照区に4頭、さらに後期32週間にも生米ヌカを配合給与し肥育全期間に給与する試験区に4頭を配置した。発育値および飼料摂取量と推定TDN接種量は、両区間に差は見られず、血漿中総コレステロールおよびビタミンA値も両区ともほぼ同様の傾向で推移した。枝肉格付成績、胸最長筋断面と筋間脂肪の色調値(L*、a*、b*) および脂肪酸組成は、両区間に差は見られなかった。胸最長筋の遊離アミノ酸含量は、プロリンが対照区に対し試験区で有意に(p<0.05)高い値を示した。血漿中ビタミンE値は、対照区に対し試験区で後期に高い傾向で推移し、胸最長筋内含量も対照区に対し試験区で有意に(p<0.05)高い値を示した。分析型パネルによるリブロース牛肉の官能評価では、各区1セット試食の場合、および各区2セット繰り返し試食の場合の何れにおいても、対照区より試験区を高く評価するパネルが多かった。以上のことから、生米ヌカ、大麦ヌカ、挽砕大麦および砕米を主体とした配合飼料による黒毛和種雌牛肥育において、肥育全期間を通じての生米ヌカの配合給与は、産肉性に影響は見られないものの、遊離アミノ酸やビタミンE含量および食味性に影響を及ぼすことが明らかとなった。
索引語生米ヌカ;規格外農産副産物主体;配合飼料;黒毛和種雌牛肥育;肥育全期間給与;産肉性;肉質;影響
引用文献数26
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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