ガマズミ果実搾汁残渣から分離した果肉皮粉末の血糖上昇抑制および抗酸化作用

ガマズミ果実搾汁残渣から分離した果肉皮粉末の血糖上昇抑制および抗酸化作用

レコードナンバー814415論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012295NACSIS書誌IDAN10467499
著者名岩井 邦久
小野寺 昭夫
岩井 佳代
森永 八江
松江 一
書誌名日本食品科学工学会誌
別誌名日本食品科学工学会誌
発行元日本食品科学工学会
巻号,ページ58巻・ 9号, p.413-420(2011-09)ISSN1341027X
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抄録廃棄物削減と未利用資源の有効利用を目的に、ガマズミ果実の搾汁残渣から分離した果肉皮粉末(VPFPP)の生理機能を探索した.VPFPPを1%含有する飼料を4週間摂取しても生育および血液生化学に悪影響はなかった.正常マウスでは非絶食下血漿中グルコース濃度に大きな影響はなかったが、2型糖尿病モデルマウス(KK-Ay)では増加する血漿中グルコースおよびインスリン濃度がVPFPP摂取量依存的に緩和された.絶食下でスクロースを経口投与した時にもVPFPP食で飼育したKK-AyマウスではVPFPP摂取量依存的に血漿中グルコース濃度の上昇抑制が認められた.これらの作用には、VPFPPの豊富な食物繊維とポリフェノール類のα-グルコシダーゼ阻害作用が関与していることが推察された.また、KK-Ayマウスでは血漿中過酸化脂質濃度の増大がVPFPP摂取によって抑制された.以上の結果より、ガマズミ果肉皮は、酸化抑制作用と糖尿病予防効果を備えた新規な機能性素材になり得ることが示唆された.
索引語ガマズミ果実搾汁残渣;分離;果肉皮粉末;血糖上昇抑制;抗酸化作用
引用文献数31
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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