東北地域北部における連続不耕起栽培が飼料用トウモロコシの収量に与える影響
東北地域北部における連続不耕起栽培が飼料用トウモロコシの収量に与える影響
レコードナンバー | 814425 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00014871 | NACSIS書誌ID | AN00194108 |
著者名 | 平久保 友美 魚住 順 川畑 茂樹 雑賀 優 佐野 宏明 | ||
書誌名 | 日本草地学会誌 | ||
別誌名 | 日本草地学会誌 Japanese journal of grassland science Glassland science Journal of Japanese Society of Grassland Sciences Journal of Japanese Society of Grassland Science | ||
発行元 | 日本草地学会 | ||
巻号,ページ | 57巻・ 2号, p.73-79(2011-07) | ISSN | 04475933 |
全文表示 | PDFファイル (494KB) | ||
抄録 | 飼料用トウモロコシの不耕起栽培時の収量性を耕起栽培時の収量性と5年間比較した。播種後の出芽率は不耕起栽培でも概ね良好であったが、耕起栽培と比べるとやや低くなる傾向がみられた。生育中の土壌水分は不耕起栽培の方が有意に高く、初期生育時の草丈も不耕起栽培の方が高くなった。収穫時のトウモロコシの飼料成分は各成分とも不耕起栽培と耕起栽培と同等であったが、連続栽培5年目には不耕起栽培時の粗蛋白質含量が耕起栽培よりも少なくなった。収穫後採取した土壌の成分は交換性カルシウム含量、マグネシウム含量で不耕起栽培の方が低くなる傾向を示した。トウモロコシの収量は5年間の連続栽培を行っても耕起栽培と同等であった。以上のことにより、トウモロコシの不耕起栽培は北東北で普及が可能であると考えられた。 | ||
索引語 | 連続不耕起栽培;東北地域北部;飼料用トウモロコシ;収量;影響;連続;耕起栽培 | ||
引用文献数 | 25 | 登録日 | 2012年12月03日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |