生もと酒母における苦味ペプチドの動向
生もと酒母における苦味ペプチドの動向
レコードナンバー | 814667 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00020787 | NACSIS書誌ID | AN10034389 |
著者名 | 伊藤 一成 福崎 智司 産本 弘之 三宅 剛史 | ||
書誌名 | 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan | ||
発行元 | 日本醸造協会 | ||
巻号,ページ | 106巻・ 10号, p.687-693(2011-10) | ISSN | 09147314 |
全文表示 | PDFファイル (4016KB) | ||
抄録 | 我々は,生もとの小仕込み試験を行い, そこに含まれるオリゴペプチド成分について速醸もとと比較し解析を行った。その結果,生もとでは苦味ペプチドを含む全オリゴペプチドが速やかに減少するのに対し,速醸もとでは多くの苦味ペプチドが残存することを見いだした。こうしたオリゴペプチド成分の動向には酵母は関与しておらず,完成時の苦味ペプチド含量が麹歩合による顕著な影響を受けたことから,麹由来の酵素による苦味ペプチドの分解様式が生もとと速醸もとで異なっていると思われた。 | ||
索引語 | 生もと酒母;苦味ペプチド;動向 | ||
引用文献数 | 18 | 登録日 | 2012年12月06日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |