ダイコン (Raphanus sativus L.) のポリフェノール酸化酵素の精製と性質

ダイコン (Raphanus sativus L.) のポリフェノール酸化酵素の精製と性質

レコードナンバー814672論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名Rahman Andi Nur Faidah
太田 真由美
李 英杰
中谷 一哉
林 信行
藤田 修二
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ37巻・ 5号, p.233-240(2011-09)ISSN13441213
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抄録ダイコンのポリフェノール酸化酵素(PPO)をフロログルシノールを基質として,硫安分画,イオン交換クロマト,疏水クロマトおよびゲル濾過により精製した。本酵素は192倍に精製され,回収率は15%であった。精製酵素はSDS-PAGEで単一バンドを呈した。本酵素の分子量はゲル濾過で44kDa,SDS-PAGEで45.7kDaと推定された。本酵素は1,3,5-トリヒドロキシベンゼンであるフロログルシノールを強く酸化し,それに対するKm値は2mMであった。本酵素は同時に1, 2, 3-トリヒドロキシベンゼンであるピロガロ一ルおよび没食子酸を酸化したが,クロロゲン酸やドーパミンのようなo-ジフェノール類は酸化しなかった。本酵素はパーオキシダーゼ(POD)活性を同時に有し,PODとしては259倍に精製され,回収率は20%であった。本酵素のPPOおよびPOD活性の最適pHはそれぞれ8及び5であり,PPOはpH3.0~10.0の範囲で,PODは3.0~11.0の範囲で5℃,20時間安定であった。熱安定性においては両活性とも50℃まで安定であった。また,両活性とも終濃度10mMにおいて,ジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム,シアン化カリウムのような金属酵素阻害剤,還元剤であるL-アスコルビン酸およびジフェノール類であるクロロゲン酸やヒドロキノンにより強く阻害された。
索引語Raphanus sativus;ダイコン;ポリフェノール酸化酵素;精製;性質;Raphanus
引用文献数26
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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