台湾における食品の安全性をめぐる問題と課題
台湾における食品の安全性をめぐる問題と課題
レコードナンバー | 814945 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
---|---|---|---|
ALIS書誌ID | ZZ00013525 | NACSIS書誌ID | AN10358482 |
著者名 | 黄 琮琪 | ||
書誌名 | 開発学研究 | ||
別誌名 | Journal of agricultural development studies 日本国際地域開発学会開発学研究 | ||
発行元 | 日本国際地域開発学会 | ||
巻号,ページ | 22巻・ 2号, p.13-19(2011-12) | ISSN | 09189432 |
全文表示 | PDFファイル (4453KB) | ||
抄録 | 食品の安全性は台湾でも重要な問題であり、GAP(農業生産工程管理)が1994年に果実と野菜に導入された。1997年の台湾での豚口蹄疫の発生後、日本への豚肉輸出が数年間禁止となったばかりでなく、台湾では少なくとも4ヶ月間は消費者が豚肉製品の購入を控えた。GMO(遺伝子組換え)食品の人の健康に与える不安、HPAI(高病原性鳥インフルエンザ)のアジアでの発生、イギリスでのBSE(牛海綿状脳症)発生は、グローバルな視点から食品問題に注目が集まる契機となった。国内・輸入農産物に対するHACCP(総合衛生管理製造過程)等の品質基準の構築は、国境を越えた食品安全性や検疫問題に大きく貢献した。消費者は何を求めているかについての農家の理解、そのために必要な方策の確立が政府にとって急務である。 | ||
索引語 | 食品の安全性;台湾;課題;食品;安全性 | ||
引用文献数 | 3 | 登録日 | 2012年12月03日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |