ラオス低地天水地域における農業経営多角化の可能性と課題

ラオス低地天水地域における農業経営多角化の可能性と課題

レコードナンバー814950論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013525NACSIS書誌IDAN10358482
著者名山田 隆一
書誌名開発学研究
別誌名Journal of agricultural development studies
日本国際地域開発学会開発学研究
発行元日本国際地域開発学会
巻号,ページ22巻・ 2号, p.51-58(2011-12)ISSN09189432
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抄録本研究では、ラオス中部の低地天水地域を対象として、農業経営多角化の可能性と課題について明らかにした。そこでは、経営多角化における中核的な部門といえる家畜飼養を中心とした実証分析を行った。そこで明らかになったことは以下の点である。第1に、対象村においては、経営多角化志向の存在が確認された。しかし、第2に、家畜飼養については、初期投資としての子牛や子豚などの購入資金の不足が決定的な制約要因となっている。第3に、その背景として、米不足農家における米購入の優先順位の高さ、天水稲作の生産力の低位性を規定する要因が明らかにされた。また、もう1つの背景として、営農資金借入がほとんどみられないという実態が明らかとなった。第4に、家畜飼養の中でも特に不測の事態に備えられリスク軽減効果が高い牛の飼養を初期投資負担なしに促進できる点に牛銀行の意義が認められた。他方、牛銀行の定着に向けては、牛の病気や死亡などのリスクを回避していくことが今後の課題となる。
索引語ラオス低地天水地域;農業経営多角化;可能性;課題
引用文献数13
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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