ダイズ新品種「ことゆたか」の育成とその特性

ダイズ新品種「ことゆたか」の育成とその特性

レコードナンバー814963論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003504NACSIS書誌IDAA11598810
著者名中澤 芳則
松永 亮一
酒井 真次
異儀田 和典
高橋 将一
小松 邦彦
羽鹿 牧太
書誌名九州沖縄農業研究センター報告
別誌名Bulletin of the NARO Kyushu Okinawa Agricultural Research Center (NARO/KARC)
Bull. Natl. Agric. Res. Cent. Kyushu Okinawa Reg.
九州沖縄農研報告
発行元農業技術研究機構九州沖縄農業研究センター
巻号,ページ56号, p.45-73(2011-09)ISSN13469177
全文表示PDFファイル (15740KB) 
抄録「ことゆたか」は,九州沖縄農業研究センター(旧九州農業試験場)において,温暖地向けに育成された豆腐用ダイズ品種であり,2005年に「だいず農林132号」として農林登録された。本品種は,早生~中生, 高蛋白で耐倒伏性の優れる豆腐用品種の育成を目標に, 早生・高蛋白の「エンレイ」と中生・耐倒伏性の「九州96号」を交配した組合せから育成したものである。育成地における標播栽培での本品種の主茎長は「タマホマレ」より短く,ほぼ「サチユタカ」並である。成熟期は「タマホマレ」より早く「サチユタカ」とほぼ同じであり,生態型は中間型である。成熟期の落葉揃いは良好であり「サチユタカ」「タマホマレ」よりも青立ちが少ない。収量は「サチユタカ」「タマホマレ」にやや劣るが,耐倒伏性は「サチユタカ」並であり「タマホマレ」よりも優れる。子実の形は扁球であり, 種皮色は黄白, 臍色は黄である。紫斑粒の程度は「サチユタカ」並であり「タマホマレ」より少なく,褐斑粒の発生は認められず, 子実の外観品質は「サチユタカ」「タマホマレ」と同程度である。子実の粗蛋白含有率は「サチユタカ」より低いが「タマホマレ」よりも高く,豆腐加工適性は良好である。また,ダイズモザイクウイルスのA2系統に対しては罹病性の「サチユタカ」と異なり,「タマホマレ」と同様に抵抗性である。裂莢性は「サチユタカ」並の易である。「ことゆたか」は滋賀県で2006年度に指定品種に採用された。
索引語ダイズ新品種;育成;特性
引用文献数10
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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