新潟県下のトルコギキョウにおけるLisianthus necrotic stunt virusの発生

新潟県下のトルコギキョウにおけるLisianthus necrotic stunt virusの発生

レコードナンバー814986論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014669NACSIS書誌IDAN00183393
著者名伊藤 由衣
小田 正之
棚橋 恵
佐野 義孝
書誌名新潟大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Niigata University
発行元新潟大学農学部
巻号,ページ64巻・ 1号, p.37-41(2011-09)ISSN03858634
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抄録2009年10月、新潟県のトルコギキョウ(Eustoma grangiflorum)にえそ萎縮症状を引き起こすウイルス病が発生した。ウイルス(Nig-09株)感染葉からトータルRNAを抽出し、各種トンブスウイルスの外被タンパク質(CP)遺伝子の全域を増幅できるプライマーを用いたRT-PCRにより、CP領域を含むおよそ1300bpのcDNAが増幅された。塩基配列を解析し、CP領域のアミノ酸配列を他のトンブスウイルスと比較した結果、Lisianthus necrotic stunt virusのNag-4の配列と99%の相同性を示した。また、Eggplant mottled crinkle virus(EMCV)と78%の相同性を示した。トルコギキョウへの戻し接種では接種葉に壊死斑が現れ、その数日後上位葉にえそ輪紋症状やえそ斑が生じた。ウイルス感染葉粗汁液を用いた土壌伝染性試験では、物理的な接触により土壌伝染が確認された。宿主範囲の調査ではトルコギキョウとNicotiana benthamianaに全身感染するほか、ナス科やアカザ科の検定植物に局部感染することが確認された。以上のことから、Nig-09株は長野県でで発生が報告されているLiNSVであると考えられた。
索引語トルコギキョウ;necrotic stunt;新潟県下;virus;発生;stunt
引用文献数15
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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