冷温帯林樹木の個体重に関する共通相対成長式

冷温帯林樹木の個体重に関する共通相対成長式

レコードナンバー815080論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20018854NACSIS書誌IDAA12003078
著者名小見山 章
中川 雅人
加藤 正吾
書誌名日本森林学会誌
別誌名日林誌
J. Jpn. For. Soc.
発行元日本森林学会
巻号,ページ93巻・ 5号, p.220-225(2011-10)ISSN13498509
全文表示PDFファイル (539KB) 
抄録樹形法則を構造的・カ学的に解析した既往のパイプモデルと静力学モデルに基づいて,日本の冷温帯林を構成する樹木について,様々な場所や樹種に共通して適用できる相対成長関係が存在するかどうかを検討した。岐阜県の冷温帯林2カ所で,20種81本の樹木(最大DBH:61.9cm)を伐倒して地上部重と,それらを含む12種19本について根系(最大DBH:72.3cm)を掘りあげて根重を調べた。他の研究者が公表した冷温帯樹種における地上部重と根重のデータと比較対照した上で,地上部重(22種157本)と根重(13種33本)を用いて,2種類の相対成長式を誘導した。幹比重を使用したモデル誘導型の共通式は,その推定値に地上部重で12.59%,根重で17.67%の相対誤差があった。これら共通式の相対誤差は,以前から使用されてきた従来型の通常式の相対誤差(それぞれ18.62%,22.25%)より小さかった。提案する共通式は,冷温帯林で現存量や成長量を非破壊的に求める際に,場所や樹種に対する汎用性,および推定値の再現性を相対的に高める手段になる。
索引語冷温帯林樹木;個体重
引用文献数25
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat