次亜塩素酸ナトリウムと炭酸ナトリウムの相乗効果によるカイコ核多角体病ウイルスの不活化促進法

次亜塩素酸ナトリウムと炭酸ナトリウムの相乗効果によるカイコ核多角体病ウイルスの不活化促進法

レコードナンバー815101論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20023854NACSIS書誌IDAA12145323
著者名野澤 瑞佳
伊藤 寛
代田 丈志
書誌名蚕糸・昆虫バイオテック = Sanshi-konchu biotec
別誌名Sanshi・konchu biotec
発行元日本蚕糸学会
巻号,ページ80巻・ 2号, p.123-128(2011-08)ISSN18810551
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抄録多角体に包埋されたBmNPVは,炭酸ナトリウム水溶液で希釈した次亜塩素酸ナトリウム水溶液によって不活化が促進された.すなわち,BmNPV懸濁液(1.05×10 8 0Bs/ml)を,0.3%(w/v)炭酸ナトリウム水溶液で500倍に希釈して得られた次亜塩素酸ナトリウム水溶液(遊離塩素濃度100ppm)と1:9の割合で5分間混合し,滅菌脱イオン蒸留水で10倍に希釈したのちに,人工飼料へ滴下してカイコふ化幼虫に添食した結果,供試頭数30頭3連制3回試験において核多角体病を発症したカイコはいなかった.一方,同様の生物検定法により次亜塩素酸ナトリウム水溶液(遊離塩素濃度500ppm)と0.3%炭酸ナトリウム水溶液で単独処理した場合には,カイコは全て発病した。0.3%炭酸ナトリウム水溶液で調製した次亜塩素酸ナトリウム水溶液(遊離塩素濃度100ppm)のpH安定性とBmNPVの不活化に及ぼす人工餌料の影響を調べた結果,pHの安定作用とBmNPVへの不活化効果を確認した。これらの結果をもとに,次亜塩素酸ナリウムのBmNPV不活化特性を考察した。
索引語次亜塩素酸ナトリウム;炭酸ナトリウム;相乗効果;カイコ核多角体病ウイルス;不活化促進法;亜塩素酸ナトリウム
引用文献数23
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

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