Janzen-Connell モデルの成立要因の検討
Janzen-Connell モデルの成立要因の検討
レコードナンバー | 815107 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00015063 | NACSIS書誌ID | AN00193852 |
著者名 | 今埜 実希 清和 研二 | ||
書誌名 | 日本生態學會誌 | ||
別誌名 | 日生態会誌 Jpn. j. ecol Japanese journal of ecology 日本生態学会誌 | ||
発行元 | 日本生態学会暫定事務局 | ||
巻号,ページ | 61巻・ 3号, p.319-328(2011-11) | ISSN | 00215007 |
全文表示 | PDFファイル (755KB) | ||
抄録 | Janzen-Connell(J-C)モデルは、森林の種多様性を説明するモデルの一つで、「群衆内の多くの樹種において種特異的な天敵が密度依存的な死亡を引き起こすことによりそれらの共存が促進される」というものである。このモデルは熱帯を中心として検証されてきたが、近年では温帯でも検証が始まってきており、多くの実証例が報告されている。しかし、J-Cモデルの検証は単一樹種や種子・実生段階のみで行われたものが多く、さらに天敵の種特異性について検証した例は極めて少ない。本論では、(1)一つの林分に共存する複数種で同時にJ-Cモデルが成立するか、(2)病原菌や植食者に種特異性はあるのか、あるとすればどの程度か、(3)J-C効果はどの位の生活史段階まで持続するのか、について、実証例を挙げながら紹介し、J-Cモデルの成立要因について議論する。 | ||
索引語 | モデル;成立要因;検討 | ||
引用文献数 | 74 | 登録日 | 2012年12月03日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |