精漿含有融解液を用いた豚凍結精液による人工授精試験

精漿含有融解液を用いた豚凍結精液による人工授精試験

レコードナンバー815162論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011654NACSIS書誌IDAN10202971
著者名岡﨑 哲司
秋好 禎一
菅 正和
手島 久智
島田 昌之
書誌名日本養豚学会誌 = The Japanese journal of swine science
発行元日本養豚学会
巻号,ページ48巻・ 4号, p.164-168(2011-12)ISSN0913882X
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抄録最近、私たちは凍結精液を人工授精するための融解液に精漿を添加することで、人工授精後の胚の着床率が向上することを報告した。そこで、本研究では、精漿含有融解液を用いて、受胎率および一腹産子数などの繁殖成績を明らかとする目的で生産現場を含めた大規模な人工授精試験を試みた。人工授精に用いた雌豚は自然発情のものを使用し、一発情に対して3回の頸管注入による人工授精を実施した。その結果、凍結精液の人工授精で受胎率80.2%、一腹産子数10.1頭、および生存産子数9.2頭と液状精液のそれ(受胎率;73.9%、一腹産子数;10.3頭、生存産子数;9.5頭)と比較していずれも有意な差は認められなかった。また、生産現場での人工授精試験においても受胎率は82.4%、一腹産子数は11.8頭および生存産子数は11.1頭と凍結精液を用いた人工授精は液状精液による人工授精の繁殖成績と同程度であった。以上のことから、精漿を添加した融解液を用いることで凍結精液による人工授精の繁殖成績は実用化レベルにまで改善され、凍結精液技術の普及に有効であることが明らかとなった。
索引語精漿含有融解液;豚凍結精液;人工授精試験;液;含有;融解;豚;凍結;精液;人工授精
引用文献数13
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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