北イタリア・トレヴィーゾにおける地理的表示制度による野菜産地の形成
北イタリア・トレヴィーゾにおける地理的表示制度による野菜産地の形成
レコードナンバー | 815251 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20004775 | NACSIS書誌ID | AN00202024 |
著者名 | 高柳 長直 宮地 忠幸 両角 政彦 今野 絵奈 | ||
書誌名 | 農村研究 | ||
別誌名 | Journal of rural community studies Nōsonkenkyu Nōsonkenkyū | ||
発行元 | 東京農業大学農業経済学会→食料・農業・農村経済学会 (121号-) | ||
巻号,ページ | 113号, p.66-79(2011-09) | ISSN | 03888533 |
全文表示 | PDFファイル (603KB) | ||
抄録 | ローカル性を付与した農産物がヨーロッパや日本で注目されている。そうした手法の代表が地理的表示制度であり,ヨーロッパで発達してきた。本稿は,EUのPDO/PGIの特徴と産地形成に与えた役割について,北イタリアのトレヴィーゾ・ラディッキオを事例に考察した。トレヴィーゾ・ラディッキオは歴史的に栽培されてきたが,生産が拡大したのは1980年代以降である。地理的表示制度は余剰傾向にあった農産物から他の品目への転換を促した。しかし,実際にはPDO/PGIの農産物の流通は限定的であり,地理的表示制度はラベリング効果によるブランド化という役割を果たした。 | ||
索引語 | 北イタリア;地理的表示制度;野菜産地;形成 | ||
引用文献数 | 18 | 登録日 | 2012年12月06日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |