アコヤガイ赤変病に罹病した貝で多発するレンガ色真珠の分析

アコヤガイ赤変病に罹病した貝で多発するレンガ色真珠の分析

レコードナンバー815288論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名内村 祐之
倉本 誠
曽根 謙一
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ59巻・ 4号, p.573-577(2011-12)ISSN03714217
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抄録アコヤガイ赤変病が発生以来、収穫された真珠にレンガ色の真珠(濁り玉)の割合が増加した。この真珠は収穫された真珠の有機物を除去する脱色作業でも除去されないことが多いため、真珠生産者では商品価値のある真珠の収量は激減した。そこで、レンガ色の正体を明らかにするため、濁り珠を破砕し抽出した真珠の色素のNMR分析と、電子顕微鏡による正常な真珠との結晶構造を比較した。色素のNMR分析では、これまで報告されたメラニンのほかに、アコヤガイ体内のラジカル損傷産物である過酸化脂質が検出された。一方、電子顕微鏡観察では、濁り珠は正常な真珠に比べ稜柱層が有意に厚いことがわかった。抽出された色素は、真珠加工会社の脱色過程で除去されることから、レンガ色の正体は厚く形成された稜柱層にあると考えられた。
索引語アコヤガイ赤変病;罹病;貝;多発;レンガ色真珠;分析
引用文献数14
登録日2012年12月03日
収録データベースJASI, AGROLib

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