千葉県夷隅川潮止堰下における稚アユ来遊量の推定

千葉県夷隅川潮止堰下における稚アユ来遊量の推定

レコードナンバー815404論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20024152NACSIS書誌IDAA1215225X
著者名尾崎 真澄
梶山 誠
書誌名千葉県水産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Fisheries Research Center
別誌名千葉水総研報
発行元千葉県水産総合研究センター
巻号,ページ4号, p.35-39(2009-03)ISSN18810594
全文表示PDFファイル (3235KB) 
抄録1)千葉県外房域に位置する夷隅川において,潮止堰下に来遊する天然稚アユの資源量推定をピーターセン法で行うとともに,2000~2007年の来遊資源量を推定した。2) 2004年に,潮止堰下で採捕した天然稚アユの標識放流を2回行い,各標識放流時の来遊資源量を求めたところ, 4月19日は8,055尾, 5月19日は17,665尾と推定された。3) 2回の標識放流試験による推定資源量と投網によるCPUEとの関係から, Y(資源量)=265.4X(CPUE)が得られた。4)潮止堰下への標識放流魚は,約2週間でいなくなることから,ほぼ一潮回り(若潮から長潮まで)で群れが入れ替わると考えられた。5) 各調査日のCPUEから期間毎の来遊資源量を求め,これを合算し2004年遡上期における来遊資源量は277,537尾と推定された。6) 2000年から2007年における夷隅川潮止堰下への天然稚アユの来遊資源量は,それぞれ,11,891尾,98,808尾,72,787尾, 189,612尾, 277,537尾, 134,040尾,23,979尾,36,563尾と推定され,年によって増減はあるものの,多い年で約30万尾が来遊すると考えられた。7)来遊資源を有効に活用するためには,堰や魚道を滞留することなく通過できるような構造が必要であるとともに,構造が不十分な場合は,人為的な汲み上げ放流などを「タイミング良く」行うことが有用である。8)堰等により遡上が阻害されている場合,ピーターセン法で求めた期間別の資源量を基にして,年間の来遊資源量の推定が可能であった。
索引語千葉県夷隅川潮止堰下;稚アユ来遊量;推定
引用文献数21
登録日2012年12月06日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat