農家からのBacillus thuringiensisの分離とそのカイコに対する毒性

農家からのBacillus thuringiensisの分離とそのカイコに対する毒性

レコードナンバー826037論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008669NACSIS書誌IDAN00366054
著者名栢村 鶴雄
書誌名蠶絲試驗場彙報
別誌名Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries
Technical bulletin of Sericultural Experiment Station
蚕糸試験場彙報
発行元農林省蠶絲試驗場
巻号,ページ122号, p.101-115(1984-10)ISSN03853594
全文表示PDFファイル (643KB) 
抄録養蚕家の蚕室塵埃および軟化病蚕,下繭などからB.t.を分離し,その血清型を明らかにするとともに,これら菌株のカイコに対する病原性とカイコの生死,繭質,産卵および孵化などにおよぼす影響を調査した。1.分離したB.t,は塵埃1144点中10株,病蚕295頭中2株,下繭111粒中4株で,その検出率は0.01%であった。血清型は3aのSubsp. alesti(3株),3a:3bのSubsp. kurstaki(1株),4a:4bのSubsp. sottoまたはdendrolimus(4株),4a:4cのSubsp. kenyae(4株),7のSubsp. aizawai(2株),8a:8bのSubsp. morrisoni(1株),13のSubsp. pakistaui(1株)であった。2.B.t,のカイコへの病原性は菌株や齢期,接種時期によって異なり,病原力は75-101株>80-113株>本場株>T84-A1株>76-85株>78-78株の順で,カイコの感受性は5齢>蟻蚕>4齢>3齢>2齢の順であった。3.カイコへB.t.を接種した場合,生存蚕の発育は阻害されて不斉となり,経過日数が遅延し上蔟が長期間にわたった。これらの影響は稚蚕期が壮蚕期に比して大きかった。4.B.t.接種による生存蚕の繭重,繭層重は稚蚕期より壮蚕期,とくに5齢蚕接種の影響が顕著であったが,繭長,繭幅には大きな影響をうけなかった。5.B.t.接種後,その生存蚕の羽化状況は対照区と大差はないが,産卵数は対照区より低下した。しかし,孵化状況は対照区と大差なかった。
索引語Bacillus thuringiensis;農家;分離;カイコ;毒性;Bacillus;Subsp.;カイコ;生存蚕;影響;Bacillus thuringiensis;分離;血清型;菌株;病原性;順
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat