天蚕繭蛋白質のカルボベンゾキシ化反応
天蚕繭蛋白質のカルボベンゾキシ化反応
レコードナンバー | 826051 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20008669 | NACSIS書誌ID | AN00366054 |
著者名 | 漆崎 末夫 | ||
書誌名 | 蠶絲試驗場彙報 | ||
別誌名 | Technical bulletin of Sericultural Experiment Station, Ministry of Agriculture, Forestry and Fisheries Technical bulletin of Sericultural Experiment Station 蚕糸試験場彙報 | ||
発行元 | 農林省蠶絲試驗場 | ||
巻号,ページ | 123号, p.209-215(1984-12) | ISSN | 03853594 |
全文表示 | PDFファイル (260KB) | ||
抄録 | 天蚕繭層をTFAに溶解後透析して分別したセリシンに比較的近い蛋白質に対し,カルボベンゾキシクロライドを親電子試薬とするSHOTTEN-BAUMANNアシル化反応並びに媒質をジメチルホルムアミドに変えた不均一反応を試みた。1)反応系のpHを8~9とした場合はカルボベンゾキシ基の結合が示されたが,pHをそれ以上高めてもその効果の小さいことが明らかになった。このことから,pKの大きいアルギニン側鎖などは分子内に埋没していることが考えられた。2)ジメチルホルムアミド中では,求核性の強い塩基性基意外にオキシアミノ酸の水酸基など強求核性基が反応していることが示唆された。これは,非プロトン性のジメチルホルムアミドの高い極性によるものと考えられる。 | ||
索引語 | 天蚕繭蛋白質;カルボベンゾキシ化反応;ジメチルホルムアミド;セリシン;BAUMANNアシル化反応並び;このこ;反応;天蚕繭蛋白質;カルボベンゾキシ化反応;求核性;天蚕繭層;溶解後透析 | 登録日 | 2011年09月30日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |