発酵茶の生理活性物質teadenols A,Bとカテキン類の含量比較
発酵茶の生理活性物質teadenols A,Bとカテキン類の含量比較
レコードナンバー | 830064 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ00012295 | NACSIS書誌ID | AN10467499 |
著者名 | 石丸 幹二 古賀 咲江 高田 真菜美 | ||
書誌名 | 日本食品科学工学会誌 | ||
別誌名 | 日本食品科学工学会誌 | ||
発行元 | 日本食品科学工学会 | ||
巻号,ページ | 59巻・ 1号, p.45-48(2012-01) | ISSN | 1341027X |
全文表示 | PDFファイル (319KB) | ||
抄録 | 微生物制御発酵茶は,近年特に日本において開発,商品化されている新しいタイプの発酵茶である。単一の微生物を用いて発酵処理を行うのが特徴であるが,特にAspergillusで発酵処理した茶から,新しいカテキン代謝物であるteadenol類が発見され、その化学構造の新規性と抗メタボリックシンドローム活性が注目されている。今回、現在日本で市販されているAspergillusで発酵処理した5種の微生物制御発酵茶についてHPLC分析をおこなった。分析したすべての茶においてteadenol類が含まれていたが,発酵条件等の違いによる成分含量の差異も認められた。また,茶葉からのteadenol類の調製に関する実験では,比較的安全・安価な試薬類を用いたカラムクロマトグラフィーによりteadenol類を効率的に単離することができた。今後も,茶由来の新規機能性成分の生産とカテキン代謝機構の解明に利用される新しい微生物制御発酵茶の開発が期待される。 | ||
索引語 | teadenol類;Aspergillus;茶;微生物制御発酵茶;発酵茶;発酵処理;日本;開発;用いて発酵処理;分析 | ||
引用文献数 | 7 | 登録日 | 2013年10月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |