自給飼料多給型発酵TMRの泌乳牛への給与技術の開発

自給飼料多給型発酵TMRの泌乳牛への給与技術の開発

レコードナンバー830200論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012934NACSIS書誌IDAN10468072
著者名都丸 友久
平林 晴飛
書誌名群馬県畜産試験場研究報告 = Bulletin of the Gunma Animal Husbandry Experiment Station
発行元群馬県畜産試験場
巻号,ページ18号, p.1-8(2011-12)ISSN13409514
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抄録飼料用麦類および食品製造副産物などの国産飼料原料を最大限活用するため、夏期に発酵TMRと未発酵TMRの泌乳牛への短期給与試験を行い、以下の結果を得た。1. 嗜好性に差はなく、乾物摂取量(DMI)も発酵TMRおよび未発酵TMRでそれぞれ21.2kg/日、22.3kg/日で有意な差は認められなかった。2. 4%乳脂補正乳量は、発酵TMR31.0kg/日、未発酵TMR32.6kg/日で有意な差は無く、乳成分で無脂固形分率および乳蛋白率に有意(p<0.05)な差が認められた。3. 第一胃内容液性状は、アンモニア態窒素およびプロトゾア数が発酵TMRでそれぞれ4.1mg/dl、37.8×10 4/ml、未発酵TMRで6.4mg/dl、53.2×10 4/mlで発酵TMRが有意(p<0.05)に低い値を示した。また、飼料摂取1時間後の第一胃内容液pHが発酵TMRで有意(p<0.05)に低下した。4. 給与飼料の内部温度は、未発酵TMRが調製16時間後に30.8℃と上昇したのに対し、開封後の発酵TMRは28℃程度で推移し大きな変化は認められなかった。以上のことから、夏期における自給飼料多給型発酵TMRの給与は、嗜好性、DMI、乳生産および血液性状に大きな影響は見られないが、乳成分および第一胃内容液性状で、有意な変化が認められることから長期給与による検討が必要と考えられた。
索引語発酵TMR;未発酵TMR;自給飼料多給型発酵TMR;夏期;給与技術;泌乳牛;差;嗜好性;乳成分;第一胃内容液性状
引用文献数7
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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