イチゴ葉縁退緑病を媒介する可能性のあるヒシウンカと北海道におけるその生活史

イチゴ葉縁退緑病を媒介する可能性のあるヒシウンカと北海道におけるその生活史

レコードナンバー830452論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015089NACSIS書誌IDAN00052373
著者名青木 元彦
田中 穣
成松 靖
書誌名北日本病害虫研究会報
別誌名Annual report of the Society of Plant Protection of North Japan
北日本病害虫研究会報
発行元北日本病害虫研究会
巻号,ページ62号, p.169-173(2011-12)ISSN0368623X
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抄録イチゴ葉縁退緑病が発生している北海道の一地域において,イチゴ苗生産圃場近隣に生息するヒシウンカの一部個体から、本病の病原微生物が検出された。検出個体率は1%程度と低率であったが,他の半翅目昆虫からの検出が認められなかったことや,海外の発生地における本病の媒介昆虫に関する知見から,現時点ではヒシウンカが媒介昆虫の有力な候補と考えられた。ヒシウンカ防除も含めた本病防除対策の構築を目的に,イチゴ苗生産圃場やその周辺のヨシ群落などでヒシウンカの生活史調査を実施した。その結果,幼虫が4~7月にかけて確認され,成虫は6月下旬~8月中旬まで確認された。卵は7月下旬以降ヨシ株元の土壌や植物残渣などで認められ,8月中旬にふ化幼虫が出現し10月まで幼虫が確認された。以上のことから,本種はヨシを主要な寄主として年1化発生し,ヨシの根で幼虫越冬するものと考えられた。
索引語ヒシウンカ;確認;北海道;イチゴ葉縁退緑病;生活史;幼虫;ヨシ;検出;本病;媒介昆虫
引用文献数6
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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