リボン型製剤を用いたMA包装用段ボール箱内1-MCP処理がニホンナシおよびリンゴの日持ち性に及ぼす影響

リボン型製剤を用いたMA包装用段ボール箱内1-MCP処理がニホンナシおよびリンゴの日持ち性に及ぼす影響

レコードナンバー830723論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00016464NACSIS書誌IDAA11178236
著者名羽山 裕子
樫村 芳記
阪本 大輔
中村 ゆり
書誌名日本食品保蔵科学会誌
別誌名日本食品保蔵科学会誌
発行元日本食品保蔵科学会
巻号,ページ38巻・ 1号, p.3-9(2012-01)ISSN13441213
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抄録ニホンナシ'幸水'やリンゴ'王林'を用い,リボン型製剤を用いてMA包装用段ボール箱内で1-methylcyclopropene(1-MCP)を処理した場合の鮮度保持効果について検討した。リボン型の1-MCP製剤は,水に溶解させて1-MCPを発生させる粉末型の製剤に比べて1-MCPの発生速度が遅く,規定量の1-MCPを発生するまでの所要時間は6時間であった。また,MA包装用段ボール箱内でリボン型製剤を用いて1-MCPを発生させた場合,箱内の1-MCPの濃度は最大でも規定量の66%であり,規定量の50%以上の濃度を保持した時間は4時間に満たないものと推測された。一方,ニホンナシ'幸水'やリンゴ'王林'に対する1-MCPの処理効果は,リボン型製剤を用いてMA包装用段ボール箱内で処理しても,果肉硬度の低下,地色の黄化,pHの上昇が顕著に抑制され,粉末型製剤を用いて気密性容器内で処理した場合とほぼ同等の高い鮮度保持効果が得られた。本方法を用いれば,処理庫等の設備がなくても簡便に1-MCP処理できることから,個人出荷等の小規模な経営体においても利用しやすいより実用的な処理方法として期待できる。
索引語MCP;ニホンナシ;リボン型製剤;リンゴ;幸水;用いてMA包装用段ボール箱内;処理;発生;規定量;MCP処理
引用文献数15
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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