作物残留性の外挿に係る検討(3)

作物残留性の外挿に係る検討(3)

レコードナンバー830915論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20038396NACSIS書誌IDAA12477731
著者名斎藤 玲奈
石原 悟
横山 武彦
染谷 潔
藤本 明日香
泉澤 努
高嶺 祥子
工藤 喜彦
高梨 雅美
北村 恭朗#亀田, 浩
書誌名農薬調査研究報告 = Research report of agricultural chemicals
別誌名農林水産消費安全技術センター農薬調査研究報告
Research report of agricultural chemicals
発行元農林水産消費安全技術センター農薬検査部
巻号,ページ3号, p.8-13(2012-02)ISSN21850348
全文表示PDFファイル (388KB) 
抄録だいこんおよびかぶについて作物残留試験を同一圃場にて行い,両作物における6成分の農薬濃度を比較した。根と葉に分けて部位別に農薬濃度を比較したところ,根の農薬濃度はだいこんよりかぶの方が高い傾向が見られ,根の平均個体重量の差(かぶの方が約6倍小さい)が主な要因と考えられた。一方,葉の農薬濃度は,根での結果と異なり,葉の平均個体重量の大きいだいこんの方が高い値を示した。個体当たりの重量が大きいだいこんの葉で農薬濃度が高くなった要因として,だいこんとかぶで葉の形状が異なり,だいこんの葉の方がかぶの葉に比べて,散布溶液が葉に付着しやすい形状であることが考えられた。また,だいこんとかぶでは葉の展開の仕方が異なり,水平方向へ展開する葉の面積がかぶよりだいこんの方が大きいため,散布溶液がだいこんの葉に留まりやすいことが考えられた。だいこんおよびかぶにおいて作物のグループ化および作物残留性の外挿を検討する際には,作物の重量だけでなく,葉の形状や展開の仕方による薬剤の留まりやすさに留意し,根と葉それぞれの残留性を考える必要性が示唆された。
索引語葉;だいこん;かぶ;農薬濃度;根;重量;作物;異なり;形状;展開
引用文献数9
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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