飼料用トウモロコシにおける細断型ロールベールサイレージ方式の導入条件の解明

飼料用トウモロコシにおける細断型ロールベールサイレージ方式の導入条件の解明

レコードナンバー831214論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011336NACSIS書誌IDAA11644791
著者名西山 厚志
斉藤 健一
書誌名千葉県畜産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Livestock Research Center
別誌名千葉畜セ研報
発行元千葉県畜産総合研究センター
巻号,ページ11号, p.59-66(2011-11)ISSN13469746
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抄録飼料用トウモロコシにおける細断型ロールベールサイレージ方式の導入条件を解明するため、千葉県内でトウモロコシサイレージを生産する酪農家を現地調査し、細断型ロールベーラを用いた効率的な収穫調製方式を検討した。また、その収穫調製方式と従来の地下型サイロ体系の作業負担・生産費について比較した。細断型ロールベーラの3種類の運用方式(伴走式・定置式・ワンマン式)について、ほ場での刈始めからロールラッピング終了までの一連の収穫調製時間を比較したところ、細断型ロールペーラを定置してロールを成形・ラッピングする定置式での運用方法が最も短かった。また、ハーベスタとバケットローダ等を装着したトラクタによる定置式は枕刈り等の手間が不要なことから、必要な作業人数が確保できる場合には定置式が3種類の運用方式の中で最も効率的であると考えられた。次に、定置式の導入条件を検討するため、細断型ロールベーラ及び細断型コンビラップを用いた定置式での収穫体系と、地下型サイロ体系の作業負担及び生産費について比較した。疲労度を加味して作業の質を調整した延べ収穫調整作業時間で比較すると、細断型ロールベーラ体系では地下型サイロ体系とほぼ同程度になり、細断型コンビラップ体系では地下型サイロ体系より1割程度短くなった。作業人数は地下型サイロ体系が最も少ないことから、一人当たりの作業負担で考えれば細断型ロールベーラ及びコンビラップ体系において軽労化が図られることが推察された。生産費の比較では細断型コンビラップ体系>細断型ロールベーラ体系>地下型サイロ体系となったが、収穫面績を6haとしたときの細断型ロールベーラ体系、同7haとしたときの細断型コンビラップ体系では、乾物及びTDN1㎏当たりの生産費が、輸入スーダングラス乾草や輸入オーツ乾草と同程度になった。
索引語細断型ロールベーラ;体系;定置式;地下型サイロ体系;比較;生産費;導入条件;細断;作業負担;飼料用トウモロコシ
引用文献数9
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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