汎用型飼料収穫機で調製した飼料イネ及びコムギサイレージの発酵品質と長期貯蔵性

汎用型飼料収穫機で調製した飼料イネ及びコムギサイレージの発酵品質と長期貯蔵性

レコードナンバー831215論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011336NACSIS書誌IDAA11644791
著者名細谷 肇
鈴木 一好
山田 真希夫
書誌名千葉県畜産総合研究センター研究報告 = Bulletin of the Chiba Prefectural Livestock Research Center
別誌名千葉畜セ研報
発行元千葉県畜産総合研究センター
巻号,ページ11号, p.67-71(2011-11)ISSN13469746
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抄録多様な飼料作物に対応可能として開発された汎用型飼料収穫機を用い、水田での飼料生産拡大のために飼料イネ及び飼料ムギに適用した場合のロールベールサイレージの発酵品質と長期貯蔵性を検証した。飼料ムギは、コムギを収穫調製して2か月及び12か月貯蔵後にサイレージ発酵品質とかびの発生状況を調査した。飼料イネは、さらに23か月貯蔵を加え調査した。コムギサイレージは、乳酸主体の発酵が12か月貯蔵まで維持され、V-スコアはいずれも60点以上で「可」の評価が得られた。12か月貯蔵のべールではVBN/TNと酢酸含量が増加傾向であったが品質劣化に至るものではなかった。収穫時にベール表層に土が付着したものでは2か月貯蔵からn-酪酸含量が比較的高く、12か月貯蔵までその水準が持続したため、圃場の状態と収穫作業に留意して土の混入を避けることが必要であった。梱包フィルムにピンホールができた場合にかびの発生が認められたが、廃棄率は2%以下にとどまった。飼料イネサイレージは、良質の乳酸発酵でかびによる廃棄もなく、12か月貯蔵までV-スコアが90点以上と最高品質の評価が得られた。23か月貯蔵でも有機酸組成に大きな変化はなく、V-スコアは89点で、梱包フィルムの破損がなければかび発生による廃棄も拡大しなかった。ベールの乾物梱包密度はコムギが200kg/m3前後、飼料イネが260kg/m3前後であり、本機種で調製されたサイレージの良質発酵と長期貯蔵性には高密度梱包が寄与していた。
索引語飼料イネ;かび;コムギサイレージ;12か月貯蔵;長期貯蔵性;発酵品質;汎用型飼料収穫機;調製;コムギ;廃棄
引用文献数16
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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