DNAの欠失領域を用いた栽培イネOryza sativa L.の熱帯ジャポニカ型と温帯ジャポニカ型の識別マーカの作出と登呂I期遺跡から出土した炭化種子への応用

DNAの欠失領域を用いた栽培イネOryza sativa L.の熱帯ジャポニカ型と温帯ジャポニカ型の識別マーカの作出と登呂I期遺跡から出土した炭化種子への応用

レコードナンバー831342論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008147NACSIS書誌IDAN00157043
著者名花森 功仁子
石川 智士
齋藤 寛
田中 克典
佐藤 洋一郎
岡田 喜裕
書誌名東海大学紀要. 海洋学部
別誌名Journal of the College of Marine Science and Technology, Tokai University
Journal of the Faculty of Marine Science and Technology, Tokai University
Journal of the School of Marine Science and Technology, Tokai University
東海大学紀要海洋学部
海-自然と文化
発行元東海大学海洋学部
巻号,ページ9巻・ 3号, p.19-25(2012-03)ISSN13487620
全文表示PDFファイル (4684KB) 
抄録14カ国に由来する温帯型と熱帯型を含むジャポニカ型イネ31系統と,11カ国に由来するインディカ型イネ23系統,合わせて54系統を用いて,温帯・熱帯ジャポニカ型の遺伝的相異点を調べた。その結果,第6染色体上に221塩基の欠失/挿入領域(DJ6領域)を発見した。この領域では温帯ジャポニカ型は欠失を示し,熱帯ジャポニカ型とインディカ型は非欠失を示す。このDJ6領域にPCRプライマーを10個設計し,これらを用いて,温帯・熱帯ジャポニカ型の識別手法を開発した。また,このプライマーを用いて,弥生時代後期の登呂遺跡第1期の地層から出土したイネ種子の型判別をおこなった。その結果,温帯ジャポニカ型と熱帯ジャポニカ型のDNAを持つ雑種1点と温帯ジャポニカ型2点が検出された。このことから,弥生時代後期には温帯ジャポニカ型と熱帯ジャポニカ型が栽培されており、両者のイネが自然交雑していたことが示唆された。
索引語熱帯ジャポニカ型;温帯ジャポニカ型;欠失;弥生時代後期;温帯;出土;欠失領域;栽培イネOryza sativa;識別マーカ;登呂I期遺跡
引用文献数34
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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