大分県におけるオンシツコナジラミのイチゴ圃場での発生実態および薬剤感受性

大分県におけるオンシツコナジラミのイチゴ圃場での発生実態および薬剤感受性

レコードナンバー831501論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20039980NACSIS書誌IDAA12530299
著者名岡崎 真一郎
塩崎 尚美
和田 志乃
廣末 徹
山本 千恵
吉松 英明
書誌名大分県農林水産研究指導センター研究報告 = Bulletin of Oita Prefectural Agriculture, Forestry and Fisheries Research Center
発行元大分県農林水産研究指導センター
巻号,ページ1号, p.1-8(2011-03)ISSN21885273
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抄録オンシツコナジラミTrialeurodes vaporariorum(Westwood)は、大分県の中山間地域にあるイチゴおよびトマト施設栽培における主要害虫となっている。本試験では、大分県の中山間地域のイチゴ栽培圃場における発生実態およびイチゴおよびトマトから採集した個体群の薬剤感受性を調査した。1 オンシツコナジラミのイチゴ栽培圃場における発生消長は、冬期間を通じて成虫の生息数は増加した。品種では、「さがほのか」より「紅ほっぺ」での発生量が多い傾向となり、気温が上昇する4月以降は周辺雑草へ分散した。2 大分県のイチゴおよびトマトで採集したオンシツコナジラミ7個体群について薬剤13種(アセタミプリド、イミダクロプリド、クロチアニジン、ヂノテフラン、チアクロプリド、ニテンピラム、エマメクチン安息香酸塩、クロルフェナピル、スピノサド、トルフェンピラド、ピメトロジン、ピリダベンおよびフロニカミド)の殺虫効果を調査した。アセタミプリドでは成幼虫ともに死虫率が低く、LC50値も高かった。その他の薬剤では、死虫率は高い傾向であった。3 オンシツコナジラミ成幼虫において、アセタミプリドに対する感受性の低下が初確認された。4 イチゴとトマトから採集されたオンシツコナジラミの殺虫効果は極めて類似しており、アセタミプリドでは有意差が認められなかった。このことから、本県のオンシツコナジラミ個体群は、イチゴとトマトの両作物間を移動分散していることが示唆された。
索引語アセタミプリド;オンシツコナジラミ;イチゴ;大分県;トマト;採集;発生実態;薬剤感受性;中山間地域;イチゴ栽培圃場
引用文献数24
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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