福岡湾における海水

福岡湾における海水

レコードナンバー831607論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012384NACSIS書誌IDAN10425987
論文副題底泥間の栄養塩の挙動について
著者名江崎 恭志
江藤 拓也
片山 幸恵
書誌名福岡県水産海洋技術センター研究報告
別誌名Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
発行元福岡県水産海洋技術センター
巻号,ページ22号, p.11-15(2012-03)ISSN09192468
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抄録福岡湾における冬季のリン不足の原因を解明することを目的として,窒素・リンが海水中から底泥に沈降する速度と,底泥から海水中に溶出する速度を,季節別・海域別にそれぞれ測定することにより,海水‐底泥間の栄養塩の挙動を明らかにした。沈降・溶出とも,高水温期に速度が大きく,低水温期で小さい傾向にあった。湾全体の沈降・溶出間の収支では,通年では窒素が沈降が多く,リンでは逆に溶出が多かったことから,リンでは窒素に比べて湾外への排出傾向が大きい可能性が示唆された。また,窒素・リン間のバランスについては,溶出速度の比がRedfield比に対して,高水温期ではリン寄りに,また低水温期では窒素寄りに,それぞれ偏っており,溶出により供給される栄養塩は冬季にリン制限的であることがわかった。以上のことが,同湾冬季におけるリン不足の要因のひとつであることが推察された。
索引語溶出;窒素;沈降;リン;冬季;底泥;栄養塩;速度;海水;福岡湾
引用文献数11
登録日2013年10月08日
収録データベースJASI, AGROLib

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