天山山脈北麓エルタシュ谷(キルギス共和国サリチャット・エルタシュ自然保護区)の森林限界の高山植生
天山山脈北麓エルタシュ谷(キルギス共和国サリチャット・エルタシュ自然保護区)の森林限界の高山植生
レコードナンバー | 831649 | 論文タイプ | 学術雑誌論文 |
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ALIS書誌ID | ZZ20010647 | NACSIS書誌ID | AA11845727 |
著者名 | 荒瀬 輝夫 泉山 茂之 | ||
書誌名 | 信州大学農学部AFC報告 | ||
別誌名 | Bulletin Shinshu University Alpine Field Center 信州大学農学部アルプス圏フィールド科学教育研究センター報告 | ||
発行元 | 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター | ||
巻号,ページ | 10号, p.145-151(2012-03) | ISSN | 13487892 |
全文表示 | PDFファイル (565KB) | ||
抄録 | 野生動物生態調査の一環として,天山山脈北麓エルタシュ谷(キルギス共和国サリチャット・エルタシュ自然保護区)において,標高およそ3,000~3,200mの森林限界付近の高山植生調査を行った。この地域では,ウマとヒツジの放牧が行なわれ,マルコポーロシープ(アルガリ)やオオカミ等の野生動物も生息しているが,野生生物,気象,生活の情報はほとんどない状況である。植生断面を調査するため,2011年5月に,谷を横切る5つの帯状区を設けた。確認された6科8種の木本植物はすべて灌木類であった。キンロバイ(Potentilla fruticosa)が調査地全域に分布し,局所的に有刺植物のCaragana jubataが点在していた。木本種数は標高が高くなると有意に増加しており,種数増加の原因について考察を加えた。 | ||
索引語 | 天山山脈北麓エルタシュ谷;エルタシュ自然保護区;標高;調査;谷;有刺植物;Caragana;森林限界;高山植生;野生動物 | ||
引用文献数 | 14 | 登録日 | 2013年10月08日 |
収録データベース | JASI, AGROLib |